2012年2月17日金曜日

再生を成し遂げる要素

再生を成し遂げる要素は資金力、戦略策定能力、交渉力、テナントリーシング力、運営能力が求められます。
 
 資金力は、自己資金はもちろんの事、直接金融、間接金融、補助金、助成金、全てを引っ張る力が必要です。
 長年の信頼と実績に直接金融は集まり、資産背景に裏付けされた担保力と高精度の事業計画に間接金融が集まります。
 補助金と助成金については行政とのパイプの太さと政治力が必要とされます。

 戦略策定能力は、コンセプトの考案、テナントミックス、財務戦略能力が求められます。
戦略はあくまでも財務戦略と連動しなければ事業が途中で行き詰まるので、実は財務能力も兼ね備えていなければいけないことを忘れてはいけません。

 交渉力を必要とする場面は、特に債権買取りと地権者との土地買取り、または賃料の交渉が主になります。この場面は知識も必要ですが場数を踏んだ経験値が一番活きるでしょう。

 テナントリーシング力は、まさにテナントの各会社やリーシング会社との人脈が必要です。金で解決出来る話しですが、無駄金を使わないのであれば人脈が必要です。

 最後に運営能力ですが、これは経験値しか判断材料がありません。

 以上、各担当者が上記の要素を兼ね備える事はもちろんですが、計画を推進するリーダーが全てこれらの要素を兼ね備えていなければ、完璧な計画の推進と収支のバランスが取れた運営は出来ません。

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