2012年2月5日日曜日

ジョッパルの永続は運営手法ーテナント管理と販促ー

資金調達、債権買取り、所有権取得、テナントリーシング等はあくまでも開業に向けての準備段階です。

要は運営が永続出来るかです。多額な借入れをして、運営が息詰まると借入れ返済が滞り、また破綻の一途を辿ります。永続させるには収支のバランスを良くしなければいけません。収支のバランスを良くする為には、永続的にコストを吸収するだけの粗利益がなければいけません。ここで言う粗利益はテナントからの賃料収入です。

商業施設の運営はテナント収入がなければ成立しません。ただし、テナントはなんでもいいという訳ではありません。そこにはテナントリーシングやテナントミックスといった、より多くのお客様を集客する為の戦略があるのです。

コンセプトとテナントが決まると施設の運営をしなければいけません。
商業施設の運営はただテナント任せで商売をさせるのとは訳が違います。
そこには年間のアクションプランがあり、期間セール、イベント、各テナント毎の企画があるのです。何故、運営者が統一された販売促進活動をしなければいけないかというと、
各テナントが個別に販促を行うと経費がかかる割には効果が薄いからです。
運営者が館全体の集客イベントを行い、それに対して各テナントが全力で売上げを上げる販売努力をするのです。

このような運営管理をプロパティマネージメント(PM)といいます。特に難しいのは商業施設のPM業務です。
運営管理者は販促活動のみではなく、施設全体の設備管理、テナントの売上金の管理や社員教育等、様々な事をやらなければいけません。

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